盆栽は宇宙を秘めている
ぼくの先入観では、盆栽とは、のびのびと育つべき草木を、小さな鉢に押し込んでミニチュアとして鑑賞する、ある種の植物虐待なのではないか、人間のエゴではないか。そもそも中国から渡ってきたと言うけれど、中国はかつて纏足という風習もあったそうだから。
というものでした。
しかし、どうもそうではないのです。極端な思い違いなのでした。
鉢に合わせて自然に生育するので、この鉢の大きさならこのくらいと、自分で生育の範囲を決めているそうです。虐待でも何でもないそうです。
(これは友人から聞いた話)
さて、盆栽が我が家(自分の部屋)にあるということは、そこに小宇宙が登場するということなのです。
その中には、自分も存在しているはずなのです。
盆栽されいれば、素直な自分とも会話できるかもしれない。志高い自分とも向き合えるかもしれない。
何よりも、草木と会話できるかもしれない。
盆栽を育てると言うことは、生き物を育てることですから。
素晴らしい本です。
レビューを読んで購入しました。盆栽を始めたい人、興味のある人ははじめに読むのには最適かと思います。本を読んで日本人のDNAを持っている事に目覚めました。ネットでは心のないような盆栽も沢山売っていますね。心のある盆栽とそうでないのは全く違います。本当に日本人の心を伝承していく盆栽は、国でその作り手を歌舞伎役者や能役者のように、無形文化財として保護していただきたいと心から思います。そうでないとこの国の大切な文化が益々崩れていくように思います。本には書いていなかったけれど、著者のことを思いそうなるよう願っています。盆栽は文化であり、市場経済にさらされるものではないと思います。
入門として
自宅に数点盆栽がありましたが、今までお願いしていた盆栽屋さんが閉店され、それ以後哀れな姿をさらしておりました。自分でもできるかまずは書物からと購入いたしました。本音は装丁を見て買ったところが大きかったのですが、作品もたくさん掲載されながら、つい引きづり込まれておりました。本文にあった水やり10年を目指し、重い腰を上げる気になりました。入口にはうってつけです。実用書をお求めの方は、別途購入されればよろしいかと
久しぶりにいい本に出会いました。
今年になって盆栽を始めてからというものいろいろな専門書を読み漁ってきました。 中でもこの本は一級品です。他の本と比べて技術や栽培方法などはそこまで詳しくありませんが、作者の盆栽への愛情であふれています。 「自然のままに生かしつつ、自然を超えた美を表現する。その精神が、品格と安らぎのある一鉢を生む。」 とてもいいとは思いませんか?私たちが忘れていた何かを思い出さしてくれるそんな一冊です。 盆栽をやっている方、これから始めようという方、少しでも興味のある方一度は手にとってみてください。絶対に後悔はしません。 そして皆さん、盆栽は金持ちや老人だけの趣味ではありません。若者や女性の方でも楽しめます。現に私は今高校の一年です。やってみると意外とハマるものですよ。子供から老人までみんなで日本の美を味わいましょう。
センスのよさ
確かに 盆栽と言うと今までは難い印象が強く 手を出すのには 躊躇させられるものがありましたが。。。この本を読んで まず 作者の人柄のセンスの好さ、生きているものへの暖かさを感じられずにはいられませんでした。 もちろん、自分も和物初心者として 今はこの本が手放せません。 そして、盆栽は個人が自由な気持ちで楽しみアートと 感じました。 作者のメーセッジは 忙しい現代人のとって 一呼吸おける時間を 作ってくれるように感じました。
情報センター出版局
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